西日本日紅株式会社 西日本日紅株式会社
最終更新日: 2019年 05月 30日

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ニュース作物の根が生育しない範囲に肥料を施用する必要はないと思うが、どうなのだろうか?
2010 年 11 月 作物の根が生育しない範囲に肥料を施用する必要はないと思うが、どうなのだろうか?

《質問》
肥料代を少しでもコストダウンさせるために施肥の仕方を検討していますが、作物の根が生育しない範囲に肥料を施用する必要はないと思うが、どうなのだろうか?

《回答》
土壌酸度の改良、前作の清掃、耕うん作業などと並行して、野菜を作付けする前に必ず元肥を施します。元肥の施し方には、堆肥や肥料を畑全面にばらまいて耕し、土と肥料分をよく混ぜる「全面施肥」と、種や苗を植えるところに溝を掘り、溝深くに肥料分を施す「溝施肥」があります。もちろん、作物の植付け方や栽培方法(例えば、加温ハウス栽培、露地栽培・・・)によっても施肥の仕方を変えることも可能です。さらに、作物の特長を生かした施肥の仕方もあります。

@根が深く地中に入る作物
トマト、ナス、ハクサイなどのように深根性の野菜は、20〜30cmの深さに溝を掘って堆肥を入れ、一緒にリンサン肥料、チッソ肥料を混ぜておきます。溝を土で埋めてその上にうねを作ります。苗が溝の真上にくるように植えつけると、根が溝のところまで深く伸びていきます。

A根が太い作物
ダイコン、ニンジン、ゴボウなどのように根自身が太く長くなる野菜は、種の真下に元肥があると奇形(又根ともいう)になりますので、株間に溝を掘って元肥を施すようにします。なお、これらの野菜は、元肥や地ごしらえの後、10数日ぐらい経ってから種をまいた方が、正常な根の育ち方をします。

B根が浅い作物
キュウリ、カボチャ、イチゴ、ホウレンソウなどの浅根性の野菜の場合は、元肥は広く、浅く施す全面施肥が適しています。根が伸びていく方向に応じて、肥料分を吸収できるからです。株間を狭く植えつけるタマネギ、レタス、マメ類や、生育期間が短い菜類なども、同様の全面施肥にすると良いでしょう。また、溝に植えつけてから徐々に土寄せをしていく長ネギは、追肥が重点になりますので、植えつけ後堆肥や稲わらを溝に敷きこんだら、元肥は植え溝に少量だけ施します。

さらに標準的な追肥の施し方ですが、作物の生育に応じて、植えつけ後あるいは発芽後10〜15日目ぐらいに第1回を、以後20〜30日に1回くらい施します。最初は株元に、2回目以後は株からだんだん離れるように施し、軽く中耕をしたり、通路の土をふりかけます。敷わらがしてあったり、株間の葉がふれあうような状態の時は、敷わらの上や通路に肥料をばら撒くだけにします。