西日本日紅株式会社 西日本日紅株式会社
最終更新日: 2019年 06月 25日

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ニュース秋落ちが激しくなり収量の低下
2010 年 5 月 秋落ちが激しくなり収量の低下

《質問》
 最近、秋落ちが激しくなり収量の低下となっています。堆肥をしっかり投入し、ミネラル補給は十分できていると思っていますが、どうしてなのでしょうか?

《回答》
 水稲の生育が前期の栄養生長期には旺盛であるにもかかわらず,生育後期の生殖生長期になって徐々に不振になり,初期の生育に比べて登熟不良で玄米収量が著しく少なくなる現象を“秋落ち”と言います。
下葉の黄化,枯れ上がり,ゴマ葉枯れ病斑の発生などが特徴となります。水田土壌が高温で,且つ湛水状態となった時に還元が進みます。そのときに硫酸イオンが還元されて硫化水素が発生します。通常は発生した硫化水素は土壌中の鉄,マンガンなどと結合して不溶化し無害となりますが,これらが溶脱して不足している老朽化水田では硫化水素は遊離状態で存在し,根の呼吸を阻害し,養分吸収を減退させて著しい場合には根腐れをおこし,生育後期に栄養凋落を引きおこします。これが“秋落ち現象”に繋がります。
秋落ち水田(老朽化水田)では,硫黄が過剰にならないように無硫酸根肥料の施用が勧められます。(但し,硫黄は必須元素であり,まったく補給しないとやがて硫黄欠乏が引き起こされる可能性があるのに注意して下さい。)
 また、鉄・マンガンのほか,カリ・カルシウム・マグネシウム・ケイ酸などの養分がいずれも溶脱して不足しており,これらの不足する養分の補給(ぴっかり珪さん など)のほか,客土,排水改良などの総合的対策が必要となります。